♪夏も近づく八十八夜♪といえば、唱歌「茶摘」でおなじみのフレーズである。いろいろ調べてみると、八十八夜とは新茶の為だけに用いられた暦ではなく、立春から三ヶ月(月の満ち欠けが3周り)が過ぎたという季節の知らせとして広く使われていたということがわかってくる。「八十八夜の別れ霜」などの言葉も示すように、立夏を数日後に控えたこの日は霜が降りる境界線の時期となり、いよいよ霜の心配をせずに夏野菜の種を蒔き始める頃を告げるバロメーターとされてきたと推察される。ちなみに今年の八十八夜は、昨日、5月2日。
雑誌「わしズム」のコラムに、八十八夜はなぜ八十八日でなく「夜」なのかという珍説を見つけた。曰く「立春の日の月の形を覚えておき、同じ形になるのを三度待ち(月の満ち欠けの周期「約29.5日×3=88.5日」)」、農作業の目安としたのではないか、とのこと。なるほどなるほど、面白い!来年からは立春の頃の月の形を覚えておいて、八十八夜を数えて見るのもオツではないか。
八十八を組みかえると米の形を成すことにかけて、この頃を過ぎて稲の種籾をおろす時期とするところもあるが、これは俗説。なんにせよ、先日ひと段落終えた苗床ネット、効果抜群でいまだにスズメにかいくぐられた形跡なし!栄誉をたたえ、ここに写真をアップする。昨年からお世話になっている丸ヶ崎自然農の会の苗床ネットの訃報を耳にしているだけに申し訳なく思いつつも、江南での初心者に、土地の神様も大目にみてくれているのだろうと素直に感謝しよう。

わかりづらいがオレンジに見えるネットが二重に重なり苗床を覆っております。
ついでに、ネットを張り終えるまでの二晩の間大活躍した「傘お化け」と「麦藁かかし」の二名はこちら。

