
つくいちの早朝。ぎしりと軋むような朝、間引き菜を収穫するのに畑に出ると、初霜が畑に降りていた。菜っ葉はカシカシと甘く凍っており、摘まむ軍手越しに、霜の冷たさが染みこむ。待ってはいなかったけど、ついに来たなあという思いに浸るのを後回しにして、畑を回り終えた。
霜が降りれば、サツマイモ、里芋、大豆、生姜、次から次と待ったなしで収穫を余儀なくされる。稲もより一層刈れ色を早めて、稲刈りを待つばかり。ぽかりとした陽気は束の間となり、北の筑波山からの風をついつい恨めしくおぼえるようになるのだ。
ネットで調べられた限りでは、霜(シモ)の語源は、草木が萎む(シボム)、あるいは凍む(シム)に通じるなどからとのこと。草木が萎み、土が凍み、採るものは採り、育つものは守りながら。押し入れからストーブを出しつつ、また明日の霜を憂う。
※霜の語源について
・・・『日英ことばの十字路』より参考
〜電子辞書片手に綴る≪英語と日本語の語源≫雑記帳〜とありますが
和語、漢語、英語に及ぶ、なかなかどうして広範深長な語源解説サイトです。

